2020年7月2日(木)0時20分頃、ポリー、虹の橋を渡りました。
推定17歳10か月、我が家に来てポリーとして12年10か月の犬生でした。
2019年1月に腎不全が発覚したものの、その後1年半は元気に過ごしたポリーさん。
しかし半月ほど前に、血液検査項目で腎不全の疑いを示す値が計測不能なほど悪化し、
食欲が減衰、間もなく何も食べられなくなってしまいました。
最後の12日間は毎日通院して水分、栄養、吐き気止めの薬等を点滴。
日に日に衰弱していくものの、先生には「心臓が強い」と褒めていただきながら、
このまま寝たきり生活をのんびりずっと続けていくのではないか、と思えていました。
通院以外の最後の外出は6月24日(水)、外の空気を吸いにいつもの近所の海岸へ。
その間も、ポリー家クオリティなことがいろいろありました。
動物病院では、屈強な男の私が、ポリーさんが注射されるシーンを見て貧血になり、
人間なのにポリーさんと一緒に仲良くお世話になってしまったり。
テレワークでのzoom会議中、ポリーさんがここぞとばかりに寝ながら下痢してくれ、
そんなものを処理しながらクールに会議を進めているとは、
会議メンバーは誰も知る由もなかったでしょう。
ポリーさんが食べられたらと思い、1年半続けてきたタンパク質制限をやめ、
プライアーデンの缶詰とかいろいろ買ってきましたが、ポリーさん食べられず。
ポリーさんはきっと、遅すぎた飼い主に文句を言っていたに違いない。
最後の瞬間も同じ空間にいたにも関わらず、静かに寝ていると思い気がつけず、
ふと見たら呼吸が止まってしまっていました。
最後の最後までポリー家クオリティな飼い主で、本当に嫌になる。
飼い主にはタラレバの後悔が津波のように押し寄せてきていますが、
ポリーさんは病院で「1週間もたないかも」と言われてから10日近くも頑張り、
飼い主にまったく心配をかけず、虹の橋を渡って行きました。
そんなポリーさんに、ありがとうとさようならを言わなければ。
7月3日(金)11:00頃、ポリーさんの体は風になりました。
今はポリーさんのために買っておいたプリンを、
写真のポリーさんに見せびらかしながら食べてみたりしています。
ポリーさん、おいしいよ。羨ましいでしょ。
ポリーの最後の生活で大変お世話になり、
お花やお供えまでお気遣いいただいた動物病院の先生方、はな工房様、
心より感謝申し上げます。
また、ポリーをかわいがってくれた皆様、このブログを見て下さった皆様、
これまで大変お世話になり、本当にありがとうございました。